
電子書籍を買うならBookLive!とKindleストアどっちがオススメなの?

どちらも超オススメのストアなんだけど、選ぶポイントを挙げるならTポイントと割引かな…でも、これは難しい

どっちもすごいストアなんだね

そうなんだよ!せっかくだから選ぶときに注目したい9つの項目で比較するかそこで選んでみて
電子書籍販売に携わっている書店員のトミー(@trendebooks)です。
クーポンガチャのCMでおなじみのBookLive!とAmazonのKindleストアはともに人気の電子書籍ストアでどちらを使うか悩みます。
実際、僕も両方のストアを使っていた時期がありました。
そこでこの記事ではBookLive!とKindleストアのサービスの特徴や利用するメリットを比較して、どちらのストアを使うとお得になるのか見ていきたいと思います。
BookLive!とKindleストアのどちらを使うかで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
BookLive!とKindleどっちがオススメ?|基本的な選び方
KindleストアとBookLive!はどちらも品揃え豊富で割引も充実しているハイレベルな総合電子書籍ストアです。
両ストアとも素晴らしいサービス内容で甲乙つけがたいのですが、まずは選ぶ時にポイントとなる点をまとめました。
BookLive!の利用がオススメの人
関連記事 BookLive!を使うメリットは11個【評判がいい理由や高評価のワケを解説】
Kindleストアの利用がオススメの人
関連記事 Kindleストアで電子書籍を買う6つのメリット【評判&口コミもチェック】

なぜこうなるのか9つの項目で比較していきます
KindleとBookLive!を9つの項目で比較
比較内容 | BookLive! | Kindle |
---|---|---|
ストアの安全性 | 株式会社BookLiveが運営 | Amazonが運営 |
電子書籍の品揃え | 100万冊配信 | ビジネス書が強い |
販売方式 | ストア型/ 個別購入 | ストア型 / 個別購入 |
定額読み放題 | なし | 10万冊以上の電子書籍 |
電子書籍リーダー端末 | なし | Kindle Paperwhite など |
ポイント制度 |
| Amazonポイント(還元率は作品によって異なる) |
キャンペーン・セール |
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アプリの仕様 |
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支払い方法 |
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それでは、各項目を比較していきましょう
ストアの安全性

電子書籍ストアを選ぶときはまず運営会社をチェックしましょう。
Kindleストアは大手通販会社のアマゾンが運営する電子書籍ストアです。たいしてBookLive!の運営会社は株式会社BookLiveで、大手印刷会社・凸版印刷の子会社になります。

凸版印刷ってどんな会社なの?

世界最大規模の総合印刷会社で東証一部にも上場している大企業だよ
Kindleはアマゾン、BookLive!は凸版印刷が関わるストアでどちらも大企業が運営しています。どちらも安心して利用することができるストアです。
電子書籍の品揃えを比較

BookLive!とKindleの品揃えをチェックしましょう。
電子書籍で人気のあるコミック、小説、ライトノベル、ビジネス書で比較します。
比較項目 | BookLive! | Kindle |
---|---|---|
少年マンガ | 40,000冊以上 | 40,000冊以上 |
青年マンガ | 80,000冊以上 | 40,000冊以上 |
少女マンガ | 40,000冊以上 | 30,000冊以上 |
女性マンガ | 70,000冊以上 | 20,000冊以上 |
ティーンズラブ | 35,000冊以上 | 20,000冊以上 |
ボーイズラブ | 40,000冊以上 | 50,000冊以上 |
オトナコミック | 60,000冊以上 | 50,000冊以上 |
小説 | 60,000冊以上 | 70,000冊以上 |
ライトノベル | 30,000冊以上 | 40,000冊以上 |
ビジネス書 | 30,000冊以上 | 40,000冊以上 |
※冊数はBookLive!、Kindleともに目安です
BookLive!は女性マンガや電子書籍で人気のティーンズラブ作品の蔵書が多いです。BookLive!の全配信電子書籍はおよそ100万冊なのでほかのジャンルの蔵書も十分だと思います。
Kindleストアはビジネス書のジャンルが強いですね。ビジネス書をメインに読みたいと考えているならKindleストアの利用をオススメします。
加えて、Kindleストアも資格本や学習参考書など紙の本と変わらないジャンルを取り扱っており、こちらも品揃えは問題なしです。
販売方式で比較

KindleとBookLive!は共にサイトで電子書籍を購入して専用のリーダーアプリで本を読む「ストア型」の個別課金販売です。
「ストア型」の場合はサイトの使いやすさが選ぶ時のポイントになります。サイトの使いやすさは個人で違いがあると思いますので実際にサイトを訪問していろいろ使ってみてください。
ここでは、僕の感想を載せておきます。
BookLive!は「使いやすいサイトNo.1」に選ばれたことがあるくらい、サイトが使いやすいストアです。

キャンペーンの目立つバナーと売れ筋・新着の本の表紙が並ぶトップページや各カテゴリーのページはたしかにとても使いやすいと思います。検索機能も読みたい本がすぐ出てくるので問題ありません。
BookLive!は“電子書籍の専門店”なので電子書籍を探したり買ったりするのに特化した良いサイトづくりをしていると思います。

たしかにBookLive!はサイトが使いやすい
Kindleストアは検索が非常に便利です。ただ、BookLive!に比べるとキャンペーンやセールのバナーがほとんどなく、安くなっている電子書籍やオススメの本などが探しにくいと感じました。
欲しい本が決まっていて検索で探すならKindleストアが強いですが、なんとなく読みたい本を探す場合にはBookLive!のサイトづくりのほうが好みです。

読みたい本が決まっているならKindleストアの検索が便利
定額読み放題を比較
BookLive! | Kindle |
---|---|
なし | Kindle Unlimited |
なし | 980円/月(税込) |
なし | 10万冊以上 |
BookLive!に定額の読み放題サービは残念ながらありません。すべて個別に購入する必要があります。
Kindleストアは月額980円で10万冊の本が読み放題になる「Kindle Unlimited」という読み放題サービスがあります。こちらは読み放題になる電子書籍がなんと10万冊以上!
コミック、小説、ラノベ、ビジネス書、雑誌など様々な本を気軽に読むことが出来ます。

Kindle Unlimitedは素晴らしいサービスです
関連記事 Kindle Unlimitedの評判は?使って分かった特徴とメリット・デメリットを丁寧に解説
読み放題でたくさんの本が読みたいならKindleストアを利用しましょう。
電子書籍専用リーダーで比較

Kindleストアは電子書籍専用のリーダー端末「Kindle」を販売しています。
「e Inkディスプレイ」を採用して紙の本に近い読み心地です。スマホと違って直接目にライトが当たらないフロントライト構造で目にも優しい仕様になっています。
小説やビジネス書など読書で長時間の読書をするなら使って損はないアイテムです。
もちろん、KindleがなくてもスマホやタブレットにアプリをダウンロードすればKindleで購入した電子書籍を読むことはできます。
関連記事 Kindle Paperwhiteって必要?メリット・デメリットや使用感を徹底レビュー
BookLive!には残念ながら電子書籍専用リーダーはありません。スマホやタブレットにアプリを入れて読むか、ブラウザ読みで読みます。
※BookLive!で買った本をKindleで読むことは出来ません
ちなみに、BookLive!も以前「BookLive!Reader Lideo」という専用の電子書籍リーダー端末を販売していましたが、残念ながら現在は販売中止となっています。
ポイント制度で比較

BookLive! | Kindle |
---|---|
| アマゾンポイント:1%〜 |
電子書籍を購入するとBookLive!はTポイントとクラブ三省堂ポイント、AmazonはAmazonポイントがもらえます。どちらも1ポイント=1円です。
電子書籍を買ったときにもらえるAmazonポイントは次に電子書籍を購入するときに使えますし、アマゾンの通販で買い物をする時にも使うことができます。
BookLive!で電子書籍を買ったときにTポイントとクラブ三省堂ポイントをもらうためにはどちらも事前に会員IDと連携させなければいけないのでご注意ください。
BookLive!で電子書籍を買ったときにもらえるTポイントは前月の累計購入金額よってポイント付与率が変わります。

前月にBookLive!で1万円以上購入すればTポイントの還元率が3%になります。
リアル店舗でも使えて、加盟店も多いTポイントが3%も貯まるところは魅力的です。
また、Tポイントが貯まる電子書籍ストアはBookLive!とebookjapanだけなのでTポイントに魅力を感じる方はBookLive!の利用がオススメです。
電子書籍のキャンペーンやセールで比較

BookLive! | Kindle |
---|---|
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BookLive!は「クーポンガチャ」と「半額クーポン」に注目

BookLive!の目玉キャンペーンは毎日もらえる「クーポンガチャ」です。
ガチャを引くと漫画や小説など「なにかが割引で買えるクーポン」が必ずもらえます。割引額は様々ですが30〜50%割引になるクーポンがでることも。
このクーポンガチャは何が安くなるのか分からないので、とにかくいろいろな本を読む人にはお得なキャンペーンになります。逆に漫画しか読まないとか、小説以外は読まないという感じで読むジャンルが決まっている方は欲しいクーポンが出ないとガッカリすると思いますのでご注意ください。

ガチャなので何が安くなるかわかりません
もう1つ注目したい大きいキャンペーンがBookLive!に会員登録をすると1冊半額で購入できるクーポンが必ずもらえるキャンペーンです。割引額に上限はないのでどれだけ高い本を買っても半額で買えます。

読みたいけど手が出なかった高い本があればこのクーポンを使いましょう
Kindleストアは値引きキャンペーンが充実
Kindleストアのキャンペーンの魅力は電子書籍を割引で買えるところです。たくさんの電子書籍が値引きになってます。
特にKindleは紙の本と電子書籍の値段差を意識していて、電子書籍の方が紙の本より10%ほど安くなっているケースが多いです。
ほかの電子書籍ストアは紙の本と同じ値段で売っているのでKindleはかなりお得です。

Kindleはポイント還元より直接値引きが多いんだね

誰にでも割引が適用されるところが嬉しいね
Kindleのキャンペーンのいいところはポイントアップや値引きが誰にでも適用されるところです。Amazonプライム会員にならないと値引きされないとか還元率が低いみたいなことはありません。
初めて電子書籍を使うなら誰でもお得に電子書籍が購入できるKindleストアは敷居が低くてオススメです。
アプリで比較

比較項目 | BookLive! | Kindle |
---|---|---|
縦読み | × | × |
目次 | ◯ | ◯ |
ページめくり方の変更 | ◯ | ◯ |
ページの自動めくり | × | × |
画像の拡大 | ◯ | ◯ |
しおり・付箋機能 | ◯ | ◯ |
明るさ調整 | ◯ | ◯ |
本棚作成(整理機能) | ◯ | ◯ |
ダウンロード中に読書 | × | ◯ |
アプリのロック | × | × |
本棚のロック | ◯ | × |
BookLive!のアプリはダウンロードが完了するまで電子書籍が読めないところが個人的にはマイナスです。本棚のロック機能は見られたくない本などをまとめるのに使えます。
どちらのアプリもしおりや明るさ調整、整理機能などの便利機能はしっかりと付いています。とても読みやすいアプリです。
支払い方法で比較

BookLive! | Kindle |
---|---|
|
|
※Amazonギフトカードはコンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーで支払いができます
クレジット、携帯払い、Web決済系やBookLive!専用のプリペイドカードとBookLive!は支払い方法が充実しています。
BookLive!と比較してAmazonは支払い方法が少ないですが、Amazonギフトカードを利用すればコンビニや電子マネー系の決済を利用することが出来ます。
さらに、コンビニ・ATM・ネットバンキング払いでAmazonギフト券チャージを利用すると最大2.5%還元されるのでさらにお得です。

関連記事 誰にもバレずにこっそりと電子書籍を買うための支払い方法を解説
僕がBookLive!ではなくKindleを選んだ2つの理由
僕は現在、Kindle、楽天Kobo、DMM.com(FANZA)をメインに利用しています。以前はBookLive!も使用していたのですが、だんだんと利用頻度が減りました。

なんでBookLive!を使わなくなったの?

Kindle Unlimitedと楽天Koboの還元率が高いからだね
僕はいま、電子書籍専用リーダー「Kindle」を使ってKindle Unlimitedを利用しています。「Kindle」で本を読んでいいるので必然的にKindleストアで電子書籍を買わなければいけません。
加えて、漫画は楽天Koboをメインに使っています。僕は最近、楽天銀行と楽天証券を使い始めたので楽天Koboで電子書籍を買うと最低でも5%ポイント還元されます。
あまりにもポイント還元率が良いのでBookLive!から乗り換えました。
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普段からTポイントを貯めたり使ったりしていればBookLive!の利用を継続していたと思います。残念ながら、あまりTポイントは使わないんですよね…
いまBookLive!は安くなるクーポンがもらえた時や激安セール時などでたまに使うくらいですね。

BookLive!は残念ながら僕のライフスタイルに合わなくなりました
じっくりと比較をして、どちらが自分に合いそうか検討してみてください!
BookLive!とKindleどっちがオススメ?|まとめ
「BookLive!」と「Kindleストア」について両ストアのサービスの特徴や利用するメリットを比較しました。
比較結果をまとめると以下のようになります。
比較項目 | メモ |
---|---|
安全度 | どちらも大企業が運営する安心・安全なストア |
品揃え | どちらも品揃え豊富な総合電子書籍ストア |
販売方式 | どちらもサイトで電子書籍を買ってアプリで読む「ストア型」個別課金販売 |
定額読み放題 |
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電子書籍専用リーダー |
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ポイント制度 |
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キャンペーン・セール |
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アプリ | どちらも使いやすい。「ダウンロード中に読書」機能はKindleアプリのみ |
支払い方法 |
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専用リーダー「Kindle」や読み放題サービスなどKindleストアだけのサービスに注目です。
BookLive!はとても優秀な電子書籍ストアで、Tポイントを貯めながら、毎日割引クーポンで安く電子書籍が買えます。
ぜひどちらのストアが自分のライフスタイルに合いそうか検討してみてください。
BookLive!の利用がオススメの人
関連記事 BookLive!を使うメリットは11個【評判がいい理由や高評価のワケを解説】
Kindleストアの利用がオススメの人
関連記事 Kindleストアで電子書籍を買う6つのメリット【評判&口コミもチェック】
BookLive!とKindleストアはどちらも特徴のある素晴らしい電子書籍ストアです。
ライフスタイルや電子書籍の利用目的に合う方のストアをぜひ利用してみてください。
それでは、良き電子書籍ライフを!






