iPad mini(第6世代)は電子書籍の漫画を読むのに最適!1年使った感想とメリット・デメリットを徹底レビュー

iPad mini 6 電子書籍 メリット デメリット

「iPad mini 6」は2021年9月に発売になった8.3インチのタブレットです。これまでのiPad miniから性能が大きく進化して話題になっていますね。

僕は漫画や雑誌などの電子書籍を読むために、スマホより大きな画面でなおかつ携帯性に優れた端末を探していました。

そんなときに“ちょうどいい”大きさのタブレット「iPad mini 6」発売になったのです。

Appleの発表会をリアルタイムで見ていてすぐに欲しくなり、悩んだ末にポチりました。当時は超人気で購入してから届くまで1ヶ月以上待ったのはいい思い出です。

実際に手元に届いて利用してみると期待どおり、いや、それ以上の体験をしています。届いてから漫画は家でも外出先でも「iPad mini 6」で読んでいて、スマホで読むことはなくなりました。

「iPad mini 6」は何がそこまで魅力なのか?

「iPad mini 6」で漫画は本当に読みやすいのか?

「iPad mini 6」を買って損したと感じていないか?

もし、僕が「iPad mini 6」をこれから買うとすれば、高い買い物なのでこのようなことが気になります。特に電子書籍を読みたいと思っているなら読み心地は気になりますよね。

そこで、この記事では「iPad mini 6」で電子書籍を1年以上読んできててわかったメリットやデメリットについて、実際に使った感想を交えながら解説・まとめていきたいと思います!

この記事でお伝えすること
  • 「iPad mini 6」が漫画を読むのに最適な理由
  • 「iPad mini 6」のメリット
  • 「iPad mini 6」のデメリット
  • 「iPad mini 6」で漫画を読んだ感想
iPad mini 6で電子書籍が読みたいという方の参考になれば嬉しいです
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トミー

漫画を毎日読んでいる漫画オタクのトミーです。Instagram(@tommy_manga1023)で毎日漫画情報を発信しています。

複数の電子書籍ストアを使い分けて少しでも安く漫画や本を買う方法を日々模索。僕が実際に電子書籍を買って読んでいる体験をもとに記事を執筆しています。

目次

【結論】「iPad mini 6」は電子書籍の漫画を読む最強タブレット

今回、僕は電子書籍を読むために「iPad mini 6」を購入しました。

いきなり結論ですが、「iPad mini 6」を購入して本当によかったです。

1ミリの後悔もありませんし、2023年になっても毎日使っているタブレットで1日たりとも手放せません。

「iPad mini 6」を使い始めると大画面で気軽に電子書籍が読めるところに感動しました。そして、画面の小さいスマホではほぼ読まなくなりました。

8.3インチという画面サイズが少年漫画と同じくらいで、違和感なく漫画を読むことができます。

ほかにも、「iPad mini 6」を使ってみると以下の点がとてもよかったです。

  • 8.3インチの大きなディスプレイ
  • 美しいLiquid Retinaディスプレイ
  • 携帯性に優れている
  • 漫画が見開きでも読める
  • Apple Pencil 第2世代対応
  • マンガアプリも使える
  • 複数電子書籍ストアの併用ができる
  • 漫画以外のエンタメも楽しめる

それでは、ここからiPad mini 6が電子書籍を読むのに最強のタブレットと思えるメリット、使っているときに感じたデメリットや不満点をまとめていきます。

少しでも参考にしていただける部分があれば幸いです。それでは、いってみましょう!

僕が購入した「iPad mini 6」のスペック

まずはじめに僕が購入した「iPad mini 6」のスペックをご紹介します。

  • 色:パープル
  • 容量:256GB
  • 通信:Wi-Fi + Cellular(SIMは楽天モバイル)
  • Apple Pencil:もともと持ってた
  • Smart Folio:ダークチェリー
  • Apple Care:加入

価格:95,800円(本体)+8,800円(Apple Care)

iPad mini 6の容量は64GBと256GBの選択になります。僕は漫画を大量にダウンロードすることと、ゲームや動画のダウンロードもする予定だったので256GBを選択しました。また、通勤など外出先で利用することを想定していたのでWi-Fi + Cellularモデル、Apple Careに加入しています。SIMは楽天モバイルです。

上記のようなスペックの「iPad mini 6」で電子書籍を利用して感じたメリット・デメリットをまとめていきます。

「iPad mini 6」を電子書籍で利用して良かったところやメリット

  • 8.3インチの大きなディスプレイ
  • 美しいLiquid Retinaディスプレイ
  • 携帯性に優れている
  • 漫画が見開きでも読める
  • Apple Pencil 第2世代対応
  • マンガアプリも使える
  • 複数電子書籍ストアの併用ができる

8.3インチのディスプレイ

iPad mini 6 電子書籍 画面サイズ 比較
iPad mini 6で漫画を表示した時のサイズ感(出典:ダイヤのA act2 1巻)

「iPad mini 6」を使っていて一番いいところは8.3インチというディスプレイの大きさです。この大きさが絶妙でスマホより大画面、iPad AirやProよりちょっと小さいという絶妙に”ちょうど良い”大きさのディスプレイになっています。

スマホより大きい画面で電子書籍が読みたい、けど、スマホのように気軽に携帯できないiPad AirやiPad Proのような大画面ならいらない。こんなニーズに見事に応えてくれるタブレットでした。

電子書籍を読むために作られたんじゃないかと思うくらい僕の中ではドンピシャのタブレットです。

ディスプレイのサイズは少年漫画とほぼ同じなので、漫画が好きな方には特におすすめです。違和感なく、漫画が読めると思います。

僕は漫画を読むために買いましたが本当に素晴らしいタブレットだと思っています。(※上記の画像をご参照ください)

ただ、この“ちょうど良い”大きさというのは僕の感覚が占める割合が多いので、家電量販店などで実機を触って「iPad mini 6」の大きさをどう感じるのか試してみてください。

美しいLiquid Retinaディスプレイ

iPad mini 6 ディスプレイ イメージ

「iPad mini 6」のディスプレイは「Liquid Retinaディスプレイ」で解像度は326ppiです。

解像度が高いカラーディスプレイなので、文字や画像がよりシャープに表現され電子書籍の読みやすさに直結します。特に、画像データの漫画やカラーの雑誌などはKindleシリーズやKoboシリーズなどので電子書籍専用端末よりも圧倒的に読みやすいと感じました。

ちなみに、KindleシリーズやKoboシリーズなどの電子書籍専用端末の解像度は300ppiが最高値です。また、カラー表示はできません。

漫画や雑誌を読むなら解像度が高く、カラー表示もできるiPad miniはとても読みやすいと感じました。

逆に小説やライトノベルなどの活字の本は「E Inkディスプレイ」とフロントライト構造を採用している電子書籍専用端末の方が読みやすいです。読む本によって使い分けができるとより便利になるでしょう。

携帯性に優れている

iPad miniは8.7インチという大きな画面なのに、大きさは手のひらサイズ、重さも300gほどで携帯性に優れているタブレットです。(僕の端末はApple公式の仕様よりも20グラムくらい重いですね)

iPad minii 6 重さ

また、純正のSmart Folioを取り付けると重さは430グラムほどになります。多少の重さは感じますが、持ち運びするのにまったく問題はありません

iPad minii 6 重さ Smart Folio 込み

最近、僕は出社する機会が増えてきたので通勤電車でバリバリ使っています。電車に1時間くらい乗っているので漫画を読むのがめちゃくちゃ捗ります。

外出したときにより大きな画面で電子書籍が読みたいなら「iPad mini 6」はぴったりの端末ですよ。

漫画が見開きで読める携帯端末

iPad mini 6 漫画 見開き
iPad mini 6で漫画を見開きで表示

「iPad mini 6」は見開き(2ページ表示)で電子書籍を読んでも問題ありません。むしろ、漫画は見開きがとても読みやすいと感じました。

iPad mini 6で見開き表示(2ページ)した時のサイズ感は文庫本よりもちょっと小さいくらいです。

iPad mini 6 見開き 画面サイズ 比較 文庫本

両面表示すると1ページのサイズはもちろん小さくなりますが、読みにくさは感じません。文庫版の漫画を読むのと近い感覚で読むことができると思います。

僕の使っているスマホはiPhone 14 Pro(ディスプレイが6.1インチ)です。スマホとしては大きな画面ですが、見開きで電子書籍を読むのはさすがに厳しい。

また、「iPad Pro」の12.9インチも持っていて、こちらは漫画を見開きで読んでいます。12.9インチの大画面は迫力があって漫画を見開きで読むのに最適です。ただ、あまりにも大きすぎて持ち運びに適していません。持ち運ぶなら断然「iPad mini 6」のほうが優れています。

「iPad mini 6」は見開きで読める画面の大きさを確保しつつ、なおかつ携帯性に優れているところが本当に素晴らしいと思いました。

Apple Pencil対応

「iPad mini 6」はApple Pencilの第2世代に対応しています。第2世代はiPadの側面にマグネットで吸着して持ち運び&充電ができるタイプです。第2世代対応なのでよりスタイリッシュに、より快適にApple Pencilを持ち運べます。

そして、Apple Pencilが読書の質が劇的に向上します。例えばSplit View機能を使えばKindleアプリとメモアプリを同時に開いてメモ書きしながら本を読むことが可能です。

ipad mini 6 split view
Split Viewで電子書籍とメモアプリを両方開いた画面

※Split Viewに対応している電子書籍ストアのアプリを使う必要があるのでご注意ください。

8.7インチの画面を2分割するので勉強など書くことが多くなる場合は使いにくさがありますが、ビジネス書や小説など読みながら重要な部分をメモしたり、感想をまとめたりするくらいなら全然平気です。むしろ読書の質が上がると思います。

漫画がメインの場合でも、感想をまとめたり、印象に残った部分をメモしておくなどApple Penciがあると読書の幅がグンとひろがりますよ。

電子書籍ストアの併用ができる

iPad mini 6 アプリ

少し特殊な事例かもしれませんが、「iPad mini 6」はiOSのタブレットなので対応する電子書籍ストアのアプリは全て利用できます。つまり、1つのタブレットで電子書籍ストアの併用ができます。

電子書籍専用タブレットの「Kindle」シリーズはKindleストア、「Kobo」シリーズは楽天Koboで購入した電子書籍しか読めないところがデメリットですが、「iPad mini 6」はこのようなストアの縛りがありません。

電子書籍をお得に購入するために複数の電子書籍ストアを利用していたり、強いジャンル別にストアを併用している場合などでも、iPad miniを1台購入すればいいところはありがたいですね。

僕の場合はかなり特殊ですが、Kindleストア、楽天Kobo、Amebaマンガ、BookLive!、コミックシーモア、DMMブックスなど複数の電子書籍ストアで電子書籍を購入しています。これらのストアで買った全ての電子書籍が「iPad mini 6」1台で読めるところはとても便利で助かっています。

マンガアプリが使える

「iPad mini 6」はiOSのタブレットなので「少年ジャンプ+」「マガポケ」「マンガワン」など人気の漫画アプリが利用できます。最近は出版社が運営する漫画アプリも増えており、まずは漫画アプリで面白そうな作品を探すことも多いですよね。

電子書籍ストアで購入した本と併せて人気の漫画アプリが「iPad mini 6」の大画面で楽しめるのはすごいメリットだと思います。スマホがもはや不要なレベルです。

ただ、漫画アプリを利用するならいつでもどこでも読めるようにwifi + Cellerモデルにすることをおすすめします。

「iPad mini 6」で電子書籍を読んだときイマイチなところやデメリット

  • 片手操作は厳しい(僕は無理)
  • 活字は電子書籍専用リーダーの方が読みやすい
  • Face IDが欲しかった
  • 端末代金が高い

片手操作は厳しい

「iPad mini 6」は重さが約300gで手のひらサイズの大きさですが、片手操作は厳しいと感じました。また、Smart Folioを装着した場合の重さは400gを超えます。僕の場合ですが、片手持ちは無理でした。

縦読みの場合は頑張ればなんとかなりそうですが、それでも手首を痛めそうなので片手持ちはおすすめしません。また、見開きにするために「iPad mini 6」を横にする場合、僕は片手操作で読むのは無理でした。iPad miniで読書をする場合、片手でiPadを支えて、もう一方の手で画面操作しています。

片手操作にこだわりがある場合はご注意ください。

活字を読むなら電子書籍専用端末の方がおすすめ

iPad mini 6 電子書籍専用端末 比較
左:iPad mini 6、右:Kobo Sage

小説、ビジネス書など活字の本を読むなら「iPad mini 6」より紙の本の読み心地に近い「E Inkディスプレイ」を搭載している「Kindle」シリーズか「Kobo」シリーズがおすすめです。

「iPad mini 6」の解像度は326ppiなので文字のシャープさは問題ないのですが、画面の明るさ(ライティング)と色味が電子書籍専用端末と全然違います

特に、電子書籍専用端末のKindleシリーズ、Koboシリーズはともに画面のライトが直接目に入らないフロントライトを採用しています。フロントライトは目に強い光が当たらないので文字を追いかける活字の場合でも目が疲れません。

「iPad mini 6」はどうしてもライトが強く、活字を読むと目が疲れやすいと感じました。ライトの光が強いので長時間の読書にも向きません。

活字を読むなら「iPad mini 6」ではなく「E Inkディスプレイ」のKindleシリーズかKoboシリーズをオススメします。

Face IDが欲しかった

「iPad mini 6」で1番の不満点がFace IDによるロック画面の解除がないことです。ちなみに、iPad mini 6はFace IDではなくトップボタンに搭載されているTouch IDでロック画面が解除されます。

最初にTouch IDのロック解除と知った時はとても嬉しかったです。というのも、僕が想定しているiPad mini 6の使い方で通勤電車や外出時の読書があります。外出している時、マスクをしている状態でもTouch IDでロック解除ができるのはとても便利だと思いました。

実際に通勤電車で使うとき、Touch IDは便利です。ただ、iPad mini 6は手頃な大きさと持ち運びのしやすさで自宅でもバリバリ使います。スマホよりも画面が大きいので最近は自宅なのにスマホよりも使用頻度が上がっています。

そして、Touch IDは外出時にはとても便利なのですが、家の中で使うならTouch IDより断然Face IDのほうが楽です。しかも、スマホ操作(特にiPhoneのFace ID)に慣れていると自然とFace IDでロック解除動作をしてしまいロックが解除されずにイラっとすることがあります。いまだに画面をスワイプしがち。

ぜいたくを言えば、Touch IDとFace IDの両方ついていると良かったのにと思います。何気なく使っていますが、Face IDって実は超便利なんだなと言うことに気がつきました。

端末代金が高い!?

「iPad mini 6」はとても素晴らしいタブレットです。手のひらに収まるサイズ感、それに見合わない8.7インチのディスプレイ、Apple Pencilの第2世代対応、多数のアプリに対応しているなど電子書籍をこれ以上なく楽しめる端末です。

レビューや利用している方の評判・評価をチェックしましたが、おおむね評価が高いように感じます。僕自身も実際に利用してみてとても満足していますし、買ってよかったと思っています。

それでも、なぜ購入するかどうか思い悩むのか。それは価格なのではないでしょうか。

正直、高いですよね。うん。高いと思います。円安でさらに高くなってしまいました…

「iPad mini 6」の容量と価格は以下のとおり。

64GB Wi-Fiモデル59,800円 → 72,800円
64GB Wi-Fi + Celluarモデル77,800円 → 94,800円
256GB Wi-Fiモデル77,800円 → 94,800円
256GB Wi-Fi + Celluarモデル95,800円 → 116,800円

僕は今回、電子書籍の利用がメインということで256GBを選択、さらに外出先での利用がメインになるのでWi-Fi + Celluarモデルにしました。95,800円です…

注意点

現在は円安の影響で値上がりしてしまい、「256GB Wi-Fi + Celluarモデル」は116,800円になってしまいました

ここから僕が購入まで悩んだ経緯や買った理由を述べますが、円安で値段が上がる前の金額の話になります。ただ、現在の値段でもおそらく最終的には電子書籍で漫画をたくさん読むからという理由で購入をしていて、満足していたと思います。

ただ、ほぼ12万円はやっぱりお高いですよね…これならAndroidタブレットなどを検討するのも良いかと思います。

注意点

現在は円安の影響で端末代金が値上がりしてしまいました。

僕の持っている「256GB Wi-Fi + Celluarモデル」は116,800円に値上げ。

ここから僕が購入まで悩んだ経緯や買った理由を述べますが、円安で値段が上がる前の金額の話になります。現在の値段でもおそらく最終的には電子書籍で漫画をたくさん読むからという理由で購入をしていて、満足していたと思います。

ただ、ほぼ12万円はやっぱりお高いですよね…これならAndroidタブレットなどを検討するのも良いかと思います。

発表時点で買う気満々だったのですが、即ポチできなかった理由が値段でした。ほぼ10万円は高いですよ、やっぱり。iPad AirとかMacBook Airなんかも買えちゃいますからね。

それでも、僕は重さ300gのタブレットながら8.7インチという大画面で電子書籍をいつでもどこでも好きなときに楽しめるところにものすごい魅力を感じました。

あと、電子書籍の利用がメインですが、動画の視聴やゲームなどでも使っています。特に、YouTubeやPrime Video、Disney+など動画コンテンツを場所を選ばず気軽に楽しめるところもすごく便利です。

くわえてApple Pencil対応なのでちょっとしたメモ書きやアイディアをまとめるのにも使っています。第2世代のApple Pencil対応なのでマグネットでiPad miniの側面につけられて携帯性もいいです。

ちなみに、僕は「iPad mini」を電子書籍以外では以下の目的で利用しています。

電子書籍以外の「iPad mini 6」の利用用途
  • YouTubeやVODの動画コンテンツ視聴
  • メモやアイディアをまとめる
  • 読書しながらメモを取る
  • 各種SNSの閲覧、更新
  • Spotifyなどで音楽鑑賞
  • ゲーム(ポケモンカード、MTGアリーナなど)
  • ネットサーフィン
  • MacBookのサイドカー(サイドディスプレイ)

「iPad mini 6」はエンタメを手軽に楽しめる端末で、僕自身がエンタメ大好きなのでどうしてもこういう使い方になってしまいます。そして、画面が大きくて使いやすいので家でもスマホより利用頻度が高くなってきています。

あと僕はMacBook Proを使っているのですが、外出したときのサブディスプレイとして活躍してくれています。Web会議のときなどMacbookでテレビ通話、iPad miniで議事録を記録できて便利でした。

この使い方はあくまで僕の現状の使い方で他にも家族写真や動画を見たり、テレビ電話で使ったり、画像編集・動画編集などでも使えると思います。使い方は無限大ですね。こんなに小さい端末なのにできることがたくさんあってすごいなと思います。

買うときは10万ってクッソ高いなぁ…と思いましたが、いまではもう手放せなない端末になってきました。買ったことに対して一切の後悔はありません。本当に買ってよかったと思っています。

むしろ、10万でも妥当、使用頻度や使用時間を考えると全然安いと思います。

「iPad mini 6」を購入するときに悩んだこと実際に利用してみて思ったこと

「iPad mini 6」はそもそも必要?

A:スマホよりも大きな画面で携帯性に優れた端末が欲しいならアリ

電子書籍を大きな画面で読みたい、なおかつ外出するときに負担にならない重さのタブレットが欲しいなら「iPad mini 6」はぴったりの端末だと思います。

電子書籍以外に動画を見るのにもすごく便利だと思いました。エンタメコンテンツにふれる機会が多い方ほど相性がいいタブレットです。

あとはMacbookを持っていて外出先で使う方ならiPad miniは最強のサブディスプレイになります。めちゃくちゃ便利でした。

通勤時や休憩時間はエンタメを楽しむ端末、仕事ではサブディスプレイとして一石二鳥の活躍ぶりでこれは嬉しい誤算でした。

iPad mini 6の容量は後から増やせるの?

A:増やせません

「iPad mini 6」はあとから容量を増やすことはできません。外部ストレージやiCloudに写真や動画などを移動させて容量を空けることはできますが、電子書籍を外部ストレージに保存することは不可です。

そのため、電子書籍、ゲーム、動画のダウンロードなど容量を多く消費する使い方をする場合はできるだけ大きい容量(256GB)を選ぶと良いでしょう。

容量は64GBと256GBのどちらがいいか?

A:漫画を読む、ゲームをする、動画をダウンロードするなら256GBをおすすめします

「iPad mini 6」を購入するときの1番の悩みは容量を64GBと256GBどちらにするかだと思います。64GBと256GBで18,000円の価格差があるので当然ですよね。

まず最初にお伝えすることは64GBあるいは256GBの全てが利用するデータで使えるわけではありません。僕の場合、iPad OSやシステムデータなどで自動的に22GBが使用されていました。つまり、購入時点ですでに残りの容量はは234GBくらいでした。64GBでも同じくらいシステムデータを使うとすると40GBくらいしか使えない可能性があります。(ここは64GBを買っていないのでわかりません。すみません)

漫画1冊50MBで計算した場合、1GBで20冊です。電子書籍だけで使った場合でも10GBで200冊、仮に64GBを購入して残りストレージが40GBだとすると持ち運べる漫画は約800冊です。

僕はそもそも持ち歩く漫画が800冊じゃ足りないし、容量が足りなくなったら電子書籍をいちいち消して、ダウンロードしてを繰り返すのが手間に感じるので256GBを選びました。

あとは色々なアプリを入れたり、ゲームを入れ始めると確実に64GBじゃ足りないことが目に見えていました。

電子書籍で漫画をたくさんダウンロードする、動画もダウンロードする、ゲームもやるといった使い方をするなら間違いなく256GBを選ぶほうが良いでしょう。「iPad mini 6」はあとから容量を増やすことはできませんからね。

セルラー機能は必要か?

A:外でネットにつなぎたいなら付けることをおすすめします

「iPad mini 6」の魅力は携帯性です。画面の大きなスマホのような使い方をするならCelluar機能があると便利だと思います。

はじめWi-Fi環境のある自宅で漫画をダウンロードしておけばいいと思いましたが、マンガアプリやネットサーフィン、今後はゲーム・動画視聴を外出したときもする予定なのでCelluar機能をつけました。

外出先や通勤通学電車で電子書籍は読むけどネットに繋ぐ必要がない、事前にアプリにダウンロードしておいてオフラインで読むだけで満足できるならCelluar機能は必要ないでしょう。

また、外出先(例えば会社やカフェなど)でWi-Fiにつなげることができる場合もCelluar機能はいらないと思います。

ただ、僕はCelluar機能をつけて正解だと思いました。iPad miniは大きなスマホという認識なので、やっぱりネットサーフィンがしたくなるし、マンガアプリの利用頻度も高いのでCelluar機能はつけて公開していません。逆にCelluar機能をつけなかったら公開していた可能性大です。

セルラー機能で使うnano SIMはどこがいい?

A:楽天モバイル、povo2.0がおすすめです

Celluarモデルを利用する場合は別途SIMカード(あるいはeSIM)を用意する必要があります。

利用するSIMは「iPad mini 6」対応しているものであれば何でもいいですが、おすすめは格安SIMの楽天モバイルpovo2.0です。

楽天モバイル

楽天モバイル ロゴ

僕は「楽天Kobo」をメインストアとして利用しており、スマホで楽天モバイルを利用していなかったので今回「iPad mini 6」用に楽天モバイルを契約しました。これで楽天SPUの楽天モバイルの項目がクリアできたので楽天Koboでさらにお得に電子書籍が購入できるようになりました。

楽天Koboユーザーの方以外でも楽天モバイルはおすすめです。

月1GBまでは無料、3GBまでは980円、20GBまでは1,980円、それ以上は2,980円です。どれだけ使っても2,980円が上限は安いですね。

欠点はまだまだ通信網が整っていないのでネットの繋がりやすさが不安定なところだとと思います。僕は首都圏に住んでいて、勤務先が東京なのでいまのところ不便は感じませんが、地下鉄ではやや繋がりにくさを感じます。地上に出れば問題はありません。

また、僕の実家は地方で先日帰省した時に使いましたが、地方でも都市部なら問題ありません。ただ、都市部から離れると少し繋がりにくさ、あるいは山間部など通信網が整備されていない場合は圏外になることがありました。

povo2.0

povo 2.0 ロゴ イメージ

povo2.0も「iPad mini 6」にピッタリのSIMで人気のある回線です。使いたいときに欲しい分だけギガを購入できるところがとても便利だと思います。

特に330円で24時間データ使い放題のプランが有るところが人気のようです。例えば旅行など1日外出先で「iPad mini 6」を使う予定があるならデータ使い放題プランにしてデータ量を気にせず通信できるのが便利だと感じました。

また、ギガをトッピングしない場合は月額料金が発生しないところも魅力です。

「iPad mini 6」は物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているようなので、僕の場合、メインは楽天SIM(物理SIM)、データ使い放題用にpovo2.0のeSIMという運用もありだなと考えています。

これは今後、外出することが増えたら実践するかもしれません。

楽天モバイル、povo 2.0の注意点

※楽天モバイルとpovo2.0はともに対応端末に「iPad mini 6」の記載はありません。利用の場合は自己責任でお願いいたします。

※僕は楽天モバイルの物理SIMを差していますが、問題なく通信できておりますが、あくまでも対応端末街なので自己責任でお願いいたします。

「iPad mini 6」はこんな人におすすめです

「iPad mini 6」のメリット・デメリットや実際に購入前に悩んだこと、利用してみて分かったことについてまとめました。

実際に利用を続けてみて「iPad mini 6」を電子書籍で利用する場合は以下のような人におすすめです。

  • 電子書籍の漫画を読んでいる
  • マンガアプリを利用している
  • メモをとりながら読書がしたい
  • 外出先でも読書がしたい
  • 持っているスマホが小さい
  • 小さいスマホが使いたい

もちろん、電子書籍以外にもゲームや動画コンテンツなどの視聴、メモ書きなど便利に使うことができます。僕は電子書籍以外にも以下のような用途で利用しています。

電子書籍以外の「iPad mini 6」の利用用途
  • YouTubeやVODの動画コンテンツ視聴
  • メモやアイディアをまとめる
  • 読書しながらメモを取る
  • 各種SNSの閲覧、更新
  • Spotifyなどで音楽鑑賞
  • ゲーム(ポケモンカード、MTGアリーナなど)
  • ネットサーフィン
  • MacBookのサイドカー(サイドディスプレイ)

電子書籍専用端末のKindleシリーズやKoboシリーズのように電子書籍を読むためだけのタブレットに10万円なら高すぎて絶対に買いませんが、電子書籍も読める、ゲームもできる、動画も見れる、クリエイティブなことにも使えると1台あるとさまざまな用途で使うことができる便利な端末だと思います。

電子書籍をたくさん読む方にはもちろん、エンタメコンテンツが好きな方にはとてもおすすめできる端末です。

「iPad mini 6」を電子書籍で利用したときのメリット・デメリット|まとめ

「iPad mini 6」で電子書籍を読んだときのメリット・デメリットについてまとめました。

メリットは以下の7つです。

  • 8.3インチの大きなディスプレイ
  • 美しいLiquid Retinaディスプレイ
  • 携帯性に優れている
  • 漫画が見開きでも読める
  • Apple Pencil 第2世代対応
  • マンガアプリも使える
  • 複数電子書籍ストアの併用ができる

デメリットは以下の4つです。

  • 片手操作は厳しい(僕は無理)
  • 活字は電子書籍専用リーダーの方が読みやすい
  • Face IDが欲しかった
  • 端末代金が高い

「iPad mini 6」は携帯性に優れた大画面のタブレットで外出したときにも気軽に電子書籍を楽しむことができます。

特に、画面がきれいなので漫画やカラーの雑誌を読むことに優れています。小説やビジネス書などの活字もシャープな文字で読むのは問題ありませんが、電子書籍専用端末と比較するとライトが強いので目の疲れを感じることがありました。

このようなメリット・デメリットからあらためて「iPad mini 6」は以下のような方におすすめです。

  • 電子書籍の漫画を読んでいる
  • マンガアプリを利用している
  • メモをとりながら読書がしたい
  • 外出先でも読書がしたい
  • 持っているスマホが小さい
  • 小さいスマホが使いたい

「iPad mini 6」はあなたの電子書籍ライフを大きく変貌させる可能性を秘めた素晴らしい端末だとと思います。電子書籍をたくさん読むならきっといい買い物をしたと思えるでしょう。

それでは、「iPad mini 6」で良き電子書籍ライフを!

iPad mini 6 電子書籍 メリット デメリット

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