めちゃコミックを利用したときに感じる5つの不満点|デメリットを理解した上で利用しよう

めちゃコミック ロゴ

「めっちゃめちゃ読みたいコミック〜」のテレビCMでおなじみ「めちゃコミック」を利用したいと思った方に1人の読者として待ったと言いたい。

CMを見ると面白そうなマンガが出てきて「めちゃコミック」で検索→マンガを読むとやりたくなりますが、「めちゃコミック」を使うならデメリットをしっかりと把握した上で利用しましょう。

そうしないと後悔することになるかもしれません。

この記事では「めちゃコミック」を利用した時に感じる5つの不満点についてまとめます。

もちろん、これから挙げる不満点を特に問題としないならば、読みやすいマンガを提供するいいサイトだと思います。
「めちゃコミック」を使うとメリットを感じるのか、それともデメリットの方が多いのかを考える参考になれば幸いです。

目次

コマ読みしか出来ない

コマ読みというものについてイメージができない方はテレビCMを見てみてください。

CMの中を見るとスマホの画面にマンガの1コマが大きく写っていますよね。
コマ読みとはまさにこれのことで、マンガの1コマ1コマを切り出して読ませる方法です。トレースズーム機能なんて言ったりもします。

この読ませ方が「めちゃコミック」の特徴的なサービスの1つなんですけど、個人的にはめっちゃ読みにくい。めちゃ読みにくい。

読みやすい、読みにくいは人それぞれだと思いますのでまずは無料で読めるマンガで試し読みすることをオススメします。

読んでみて「これは読みにくい!」と感じた場合はめちゃコミックの利用を控えることをオススメします。

1話ずつしか買えない&分割される場合がある

めちゃコミックはマンガを1話ずつしか購入することができません。

めちゃコミック 単話売り

まとめてイッキ読みできないのは少々不便です。

めちゃコミックは1話売りしかしていませんが、1話をさらに分割して販売することがあります。
こちらをみてください。

めちゃコミック ワンピース 単話売り

これは『ONEPIECE-ワンピース-』の売り方です。
『ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-』が本来の第1話なんですが、めちゃコミックではこれを5分割して5話分として販売しています。
第2話『その男”麦わらのルフィ”』は2分割されていますね。

めちゃコミックではマンガのおよそ10ページ分を1話として販売しているようです。

コマ読みさせるためには10ページぐらいで切る必要があるための処置だと思いますが、正直読みにくいですね。

全話揃えると単行本よりも割高になる場合がある

例えば『ダイヤのA act2』の値段設定です。

ダイヤのA めちゃコミック

1話が50pt(50円)に設定してあります。
『ダイヤのA act2』の単行本第1巻には2ページ目にある011話「はじまりの日」までが収録されています。

つまり、めちゃコミックで単行本第1巻を読もうと思うと、001話「夢の先(1)」〜011話「はじまりの日」を買わなければいけません。

1話50pt × 11話 = 550pt(550円)

必要になります。
『ダイヤのA act2』の単行本第1巻は463円(税込)なので約100円高く値段設定されていることになります。

めちゃコミックのサイトを見ると講談社のコミックは割高に設定されている傾向のようです。

これはおそらく、出版社との取り決めか、もしくはコマで読ませるための電子書籍ファイルを作る手間賃が上乗せされているためなのではないかと思われます。

全てのコミックが割高になるわけではありませんが、一部のコミックでは単行本を買うよりも高い値段で買わなければいけないところに不満を感じますね。

1話ずつ買ってたら気がつかないというパターンもありそうですが、それは詐欺っぽくてなんか嫌ですね。

取り扱いタイトル数が少ないジャンルがある

めちゃコミックは他の電子書籍ストアに比べて取り扱いタイトル数が少ないジャンルがあります。
総合電子書籍ストア「BookLive!」、コミックに強い「eBookJapan」、オトナコミックに強い「DMM.com(FANZA)」を含めた4ストアで取り扱いタイトル数をみてみます。

ジャンル めちゃコミ BookLive! eBookJapan DMM.com
(FANZA)
少年マンガ 1,173 7,835 8,269 7,969
青年マンガ 4,887 17,013 17,964 17,295
少女マンガ 5,944 11,264 16,180 11,153
女性マンガ 4,713 21,255 10,831 11,924
ボーイズラブ 12,200 15,617 15,232 16,251
ティーンズラブ 10,253 11,226 9,826 10,745
オトナコミック 16,546 16,148 41,278 55,144

こうして比較すると、「めちゃコミック」は少年マンガ、青年マンガ、少女マンガなどで取り扱い数に大きな差があることがわかります。
逆に、ボーイズラブ、ティーンズラブ、オトナコミック系はほぼ変わらない取り扱い数です。

これには理由があって、ボーイズラブ、ティーンズラブ、オトナコミック系はめちゃコミックがサービスを開始した2006年ごろからの主力ジャンルなのでもともと販売基盤があったのでしょう。

逆に、少年マンガ、青年マンガ、少女マンガに強い大手出版社は2000年代に電子書籍の販売はほぼNGでした。そのため、おそらくコマ読みの電子書籍ファイルを作ることができず、また出版社側もコマ読みファイルを作らないため取り扱い数が伸びないものと思われます。

今後、少年・青年・少女マンガ系の取り扱いが劇的に増えるということはおそらくないでしょう。

ブラウザビューアーのみ、オフラインで読めない

めちゃコミックはブラウザビューアーのみ対応しており、電子書籍ストアでは珍しくリーダーアプリを提供していないストアです。

ブラウザビューアーの場合、サイトで読みたい本を見つけたらすぐに読めるという利点はあるのですが、電波がないところでは読めないという問題点もあります。
リーダーアプリの場合は事前に電子書籍をダウンロードしておけばオフラインで読むことができますよね。

電子書籍を読むたびにブラウザビューアーが起動してダウンロードが発生するのでWi-Fi環境以外で読むと通信料もかかります。

メリットとデメリット両方ありますが、個人的には、

  • オフラインで読めない
  • 通信料がその都度かかる

という2点がとても気になり、進んで使う気になれませんでした。

めちゃコミックユーザーの不満の口コミや評判

まとめ:めちゃコミックを使うと不満を感じる人

めちゃコミックを利用した時に不満を感じる点について買いてきました。

  • コマ読みしか出来ない
  • 1話ずつしか買えない&分割される場合がある
  • 1話ずつ買うと単行本を買うよりも高くなる時がある
  • 取り扱いタイトル数が少ないジャンルがある
  • ブラウザビューアーのみ、オフラインで読めない

これら5つについて少しでも使いにくそう、不便そうと感じた場合は「めちゃコミック」を利用するのは控えて、他の電子書籍ストアを利用した方が良いでしょう。

本当にオススメできる電子書籍ストアは以下にまとめてあります。
どのサイトを使うのが良いかの参考になれば幸いです。

めちゃコミックを使うべき人

ここまで、めちゃコミックを使った時の不満点ばかり述べてきましたがデメリットの反対はメリットです。

デメリットに感じる部分を逆にメリットだと捉えることもできます。

  • コマ読みがスマホだと読みやすい
  • 1話ごとに変えるの少しずつ読み進められて読みやすい
  • BL、TL、オトナコミックの取り扱いは充実している
  • ブラウザビューアーのみ、端末にダウンロードする必要がなくて良い

このように考えることができるならばめちゃコミックを使う価値は十分にあるでしょう。

めちゃコミックは女性の20〜30代がコアユーザーです。
小さいスマホで、手軽に、BL、TLなどを読む人たちはとても便利なサイトだと感じているということなのではないでしょうか。

ボーイズラブやティーンズラブをスマホで読むときに、1ページ全てを画面に表示するとセリフが読めない、絵が小さくて見にくいなどと感じる場合は、めちゃコミックのコマ読みを試してみてください。

もしかすると、とても読みやすいと感じるかもしれません。

まとめ

めちゃコミックを使ったときに感じた不満点についてまとめました。

少年マンガ・青年マンガを中心に読んでいる管理人は不満しか感じなかったストアですが、デメリットの逆にあるメリットを感じる方はとても読みやすいと感じるストアだと思います。

ぜひ、自分の読書スタイルに合うストアなのかを見極めた上でご利用ください。

書店員が利用して分かった本当にオススメする電子書籍ストアランキング

楽天Kobo電子書籍ストア

電子書籍の取り扱い冊数は国内最大級。ポイントキャンペーンやクーポン施策も多く、最もオトクな電子書籍ストア。
電子書籍購入時のポイント還元率が3%は他ストアにない大きな還元率。
また、貯まったポイントは楽天市場の買い物で使うことができるのでネットショッピングをよく利用する方には特にオススメのストアです。楽天クレジットカードを使えばさらにポイントが貯まってオトク!

Amazon Kindleストア
Amazon Kindle

国内の電子書籍シェアNo.1、電子書籍の取り扱い冊数は国内最大級。
割引やポイントアップが多いですが、実施しているキャンペーンが分かりにくく、オトクになっている電子書籍が探しにくいのが難点。
普段からAmazonを利用しているならKindleストアで決まり!

BookLive!

楽天Kobo電子書籍ストアやAmazon Kindleストアと遜色ない品揃えで、各ジャンルごとにキャンペーンも多く実施している優秀なストア。
毎月一定額の電子書籍を購入すればTポイントも貯まるのでとてもオトク。
BookLive!は電子書籍しか扱っておらず、Tカードを使わない人には魅力が薄くなってしまうのが残念なところ。

BOOK☆WALKER

総合印刷会社・大日本印刷株式会社が運営する・電子書籍ストア。
紙の本を買うときに丸善、ジュンク堂、文教堂のいずれかを利用する場合はオススメの電子書籍ストア。紙の本と電子書籍のどちらを購入してもポイントがたまるのでお得です。
紙の本を上記以外の書店やあまり買わないという人には魅力が半減してしまいます。

honto(ホント)

2000年に創業した老舗電子書籍ストア。現在はYahoo!JAPANグループ会社。
マンガの品揃えは電子書籍業界最大級。すでに絶版になっているような過去の名作や希少本を取り扱ってくれているところが魅力です。ほかにもマンガを中心に無料/割引のキャンペーンが多くマンガ好きには大変お得なサイトです。
マンガに強みがある一方で小説やビジネス書など他のジャンルは楽天Kobo電子書籍ストアやKindleストアに劣る部分があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次