保科宗四郎は「怪獣8号」に登場する主要キャラクターで主人公・日比野カフカが所属する日本防衛隊 第3部隊の副隊長です。
序盤は監督役が多かった保科ですが、3巻からその実力を見せ始め人気キャラとなりました。
そこで、この記事では「怪獣8号」でも屈指の人気キャラクター・保科宗四郎のプロフィールや武器・技、僕がカッコいいと思ったポイントや名言、名シーンなどをまとめていきます。
保科副隊長の魅力が少しでも伝わって、「怪獣8号」を読んでみようかなと思っていただけたのなら嬉しいです。
保科宗四郎のプロフィール
名前 | 保科宗四郎(ホシナ ソウシロウ) |
役職 | 日本防衛隊 第3部隊副隊長(兼 保科小隊長) |
年齢 | 不詳 |
誕生日 | 11月21日 |
身長 | 171cm |
武器 | 刀(二刀流) |
好きなもの | 読書、珈琲、モンブラン、単純なやつ |
キャラの特徴 | 普段は糸目。双剣使いで小型〜中型との戦いが得い。 物語の真相に迫る探偵役も兼ねている |
保科宗四郎は日本防衛第3部隊副隊長で、武器はコンバットナイフと忍者刀をあわせたようなデザインの2本の刀です。目は糸目で、髪型は黒髪のマッシュルームヘア。関西弁を喋ります。
普段はおちゃらけていますが洞察力が鋭く、熱いハートを持った人物です。ここから保科副隊長の魅力をまとめていきます!
保科宗四郎の解放戦力
「怪獣8号」でキャラクターの強さを測定する1つの指標が「解放戦力」です。防衛隊が着用するスーツの力をどれだけ引き出せたかを示す指標で、数字が大きければ大きいほど強いということになります。
訓練を積んだ一般兵の解放戦力が20%くらいなのにたいし、保科副隊長の解放戦力はなんと92%。第三防衛隊では亜白隊長の解放戦力96%の次に高い数字で、副隊長になるのも納得ですね。
保科宗四郎の武器
保科宗四郎の武器は2本の刀です。コンバットナイフのようなデザインの忍者刀を操ります。
小回りが利くので小型〜中型の怪獣との戦いが主戦場です。斬撃を飛ばしたり、2本の刀で高速で相手を斬り刻む技を得意としています。
逆に刀の刃が深部まで届かない大型怪獣との戦いは苦手としており、周囲からは刀をメイン武器にして防衛隊で戦うことは無理・無謀だと言われていました。
保科宗四郎の技
刀伐術1式「空討ち」 | 見えない斬撃を放つ技 |
刀伐術2式「交差討ち」 | 斬撃を2つ繰り出し、交差して放つ技 |
刀伐術3式「返し討ち」 | 腕をクロスして斬撃を2つ放ち、クロスした腕を開いてさらに斬撃を2つ放つ4連撃の技 |
刀伐術4式「乱討ち」 | いくつもの斬撃で相手を切り刻む技 |
刀伐術5式「霞討ち」 | 交差討ちを囮に相手に近づき、トドメの一撃を放つ三連撃の技 |
刀伐術6式「八重討ち」 | 相手を八つ裂きにする技 |
保科は4巻までに6つの技を繰り出しています。斬撃を飛ばす技や高速で相手を斬り刻む技など刀の特徴を活かした技ばかりです。
現在の保科が繰り出す技で一番強い技は刀伐術6式「八重討ち」です。高速で相手を切り刻み八つ裂きにする技で、怪獣8号との戦いでこの技を出していれば…と技に自信を持っています。
今後もきっと新しい技が出てくると思うので新技にも期待したいですね。
どの技もバトルシーンですごくカッコよく、見栄えもいいので、ぜひマンガを読んで技の威力やカッコよさを確かめてみてください!
保科宗四郎の強さの秘密
圧倒的な努力
カフカが返信した怪獣8号との戦いのあと、保科は黙々と怪獣8号との戦いを再現したイメージトレーニングを繰り返していました。
扉の隙間から覗いたカフカが保科の圧倒的なオーラや凄みを感じ思わず尻もちをついてしまうほどです。
副隊長になっても圧倒的な努力を続け、さらなる強さを追い求めるからこそ大怪獣クラスの怪獣とも互角に渡りあるのだと思います。
隊員も守る責任感
保科は自分の強さを求めるのと同時に、大怪獣から隊員を守ろうともしています。そのためにはやっぱり力が、強さが必要です。
自分だけではなく、仲間を大切に思い、守ろうとすることも保科の強さに一役買っているのではないでしょうか。
亜白ミナへの忠義
保科副隊長は子供の頃から「刀の天才」として大人からも認められる強さがありました。ただ、刀は現代では時代おくれで銃器の時代、さらには怪獣の大型化で刀だけで戦うことが難しくなっていました。
周りからは何度も刀を諦めろと言われていします。
そんなとき、隊長の亜白ミナは保科の刀の実力を認め、「刀を使う保科宗四郎の力が必要」だといいました。
保科副隊長はそれ以来、亜白隊長の右腕としてその力を使っていきます。怪獣10号に基地が襲われたときもミナへの忠義で強さを発揮して厳しい戦いを戦い抜きました。
保科宗四郎のここがカッコいい!
二刀流を使いこなす「刀のスペシャリスト」
刀を使うキャラや刀が出てくるマンガっていつの時代も人気がありますしカッコいいですよね。僕は大好きです。るろうに剣心、BLEACH、鬼滅の刃、ONE PIECEのゾロなどなど、刀が出るとワクワクしてきます。
さらに、保科は二刀流なところもさらにポイントが高い。2本の刀で敵を斬って斬って斬り刻む姿に見惚れてしまいます。斬撃も飛ばせちゃいます。
刀使いのカッコいいを集めたようなすごくいいキャラです。
おちゃらけと真面目のギャップ
関西弁でしゃべり、普段はおちゃらけたり、隙きをみせていますが、いざ戦闘になると特徴的な糸目がカッと見開かれ敵をにらむ姿がカッコいいです。
こういうギャップがあるとキャラに深みが出てますますハマっていきますよね。
また、ストーリーや話の流れにも緩急がついてより「怪獣8号」という作品の魅力を引き出してくれていると思います。
熱いハート
部下を守るという副隊長としての覚悟、自分の実力を認めて信頼してくれる隊長・亜白ミナへの信頼など、クールそうな見た目に反して実は熱いハートの持ち主です。
ミナが留守中に襲撃された怪獣10号との戦いでは、自分の命をかけて仲間を守ろうとする姿に感動しました。
探偵のような鋭い洞察力
2巻のおまけページで登場した保科さんの説明で作者の松本先生は以下のようにコメントしています。
アクションだけでなく、探偵のような役割もこなしてくれる、作者的にかなり頼れるキャラ
「怪獣8号」2巻より
怪獣8号の違和感に最初に気がついたり、少ない手がかりから最大限情報を引き出そうとする姿はまさに探偵そのもの。強いし、頭もキレるまさに万能キャラです。
松本先生が頼れるキャラとおっしゃっていますが、読者から見ても強くて頼れる素晴らしいキャラだと思います。
保科宗四郎の名シーン3選
保科宗四郎 vs 怪獣8号(日比野カフカ)【登場巻:3巻】
初めて保科副隊長の実力が発揮されるのが怪獣8号に変身したカフカとの戦いです。
最初から解放戦力92%で全力を出す保科副隊長。その動きはもはや人間とは思えず、路地裏の狭い隙間を縦横無尽に駆け巡って怪獣8号(カフカ)を攻撃します。
カフカは相手が保科なので全力で攻撃はできず防御に回りますが、その防御もあっさり切り崩し怪獣8号を圧倒します。
怪獣の強さを示す「フォルティチュード」が8.0以上で「大怪獣」クラスに分類される怪獣8号と互角、それ以上に渡り合う保科副隊長はマジで強いです。
保科宗四郎 vs 怪獣10号【登場巻:4巻】
突如、日本防衛隊 第3部隊の基地を襲った怪獣10号との戦い。苦手とする大型怪獣、さらには怪獣10号は「フォルティチュード9.0」という圧倒的強さを持つ怪獣ですが、保科副隊長は互角に渡り合います。
そして、ダメージを受けながらも不在だった隊長・亜白ミナが到着するまでは諦めずに戦う姿に戦士としての強さを見ました。
ほんと、カッコ良すぎる…
斬って斬って斬り開け。それだけが僕の存在証明や【登場巻:4巻】
ミナの攻撃で怪獣10号を仕留めるためにサポートするシーン。
子供の頃から刀伐術では大型怪獣に勝てないから防衛隊員になるのは無理だと言われ続けた保科が、自分の強さを証明するために、そして、信頼するミナの一撃で怪獣を倒すためにに刀を振るいます。
勝利への活路を開くために刀を振る姿がかっこよすぎで、このシーンをみて保科が大好きにありました。
自分のためでもありながら、仲間のために強さを発揮するとことがもう最高です。
保科宗四郎の名言3選
僕がやらなあかん
怪獣8号との戦いの後、さらに強さを求め、隊員を守るためにも自分が大怪獣クラスと本気で戦う覚悟を口にしたときに出た言葉。
強さへの探求、隊員への深い愛情が込められたとても重い一言ですね。それと同時に保科のカッコよさが引き立つ言葉でした。
1%くらいは期待しといたる
カフカに対して言った言葉。もともとカフカは保科の希望で日本防衛隊 第3部隊に入隊できました。
いろいろと怪しむ保科ですが、カフカに少しの期待があったことは確かでしょう。このような手荒な励ましも部下からするとすごく嬉しいですよね。こんな上司、素敵やん。
隊長に繋ぐのが務めや
怪獣10号との戦いで深手を追いながらもミナの到着まで怪獣を抑え込む保科。ミナの到着まで繋ぐという自分の役割をまっとうする姿、そして、ミナへの信頼の高さがわかる言葉で頑張れと手に汗握って応援したくなります。
保科宗四郎のが強くてかっこいい|まとめ
「怪獣8号」の人気キャラクター「保科宗四郎」が強くてカッコいい理由や名シーン・名場面などについてご紹介しました。
日本防衛隊 第3部隊副隊長、2本の刀を操る近接戦闘のスペシャリストで実力もトップクラスのめちゃくちゃ強いキャラです。
ほかにも仲間思いで探偵のように頭が切れ、普段のおちゃらけた雰囲気からの戦闘での真剣な眼差しとのギャップがさらに保科の魅力を高めてくれています。
知れば知るほど好きになるキャラだと思いますし、今後もますます活躍してくれることでしょう。
それでは、良きマンガライフを!
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