
リーダー端末の「Kobo」が私も欲しいんだけど、どれを使えばいいのかな?

予算とか読む本で変わってくるよ

ふむふむ。じゃあ、どういう基準で選べばいいかおしえて

じゃあ、いま販売している4モデルの比較をして選ぶときに注目するといいポイントを解説していくね
ブログ「トレデン」の管理人で、普段は書籍や電子書籍の販売に携わっている書店員のトミー(@trendebooks)と申します。ご訪問いただき、誠にありがとうございます。
楽天Koboは電子書籍専用リーダー端末「Kobo」シリーズ(全4機種)を販売しています。専用リーダーを使うと電子書籍がとても読みやすなるので、読書が好きな方にはぜひともオススメしたいアイテムです。
しかし、Koboを買おうと思うと魅力的な4機種の中から1つを選ばなければいけません。
それぞれ特徴があって、僕も自分用のKoboを買うときにめちゃくちゃ比較をして、悩んで、納得のいくものを購入しました。
そこで、この記事では楽天Koboの電子書籍端末「Kobo」シリーズを選ぶときに僕が悩んだとこや、比較したポイントを解説していきます。

ちなみに僕は比較検討した結果「Kobo Libra H2O」を購入しました
関連記事 Kobo Libra H2Oを使った感想とレビュー|8つのメリットと5つのデメリットを徹底解説
「Kobo」シリーズを購入するときの注意点
まずはじめに楽天Koboシリーズを購入するときの注意点をまとめておきます。
買ったあとに「こんなはずじゃなかった〜」とならないようにするためにも必ずチェックしてください。

解説していきます
楽天Koboで購入した電子書籍しか読めない

「Kobo」シリーズは楽天Koboで購入した電子書籍しか読むことができません。
よって、「Kobo」シリーズを使う場合は必然的に楽天Koboで電子書籍を買う必要があります。

すでに楽天Koboで電子書籍を買っているなら気にしなくてOKです!
Wi-Fiもしくはネットに接続したパソコンが必要

「Kobo」シリーズを利用するためにはネット接続が必須です。Wi-Fi、もしくはパソコンにUSBケーブルを使って接続しなければいけません。
ネットに接続できないと、そもそもアカウントが登録できなくなるので読書すらできません。

ネット環境は必須です
容量は後から増やせない

「Kobo」シリーズの容量は「Kobo Nia」「Kobo Clara」「Kobo Libra」の3機種が容量が8GB、最上位モデルの「Kobo Forma」が32GBです。
あとからSDカードなどで容量を増やすことはできません。
8GBもしくは32GBのなかでやりくりしなければいけないので容量を重視する方は機種選びのときに注意してください。

漫画をたくさん読むなら特に注意が必要です
白黒表示しかできない

「Kobo」シリーズは白黒表示しかできません。カラーの漫画やラノベの挿絵、ビジネス書などの図解などすべて白黒になります。
カラーで読んだほうがいい作品には使っていても正直向いていないと思います。カラーはスマホやiPadなどのタブレットの方がさすがにあっていますね。

電子書籍専用リーダーは小説などの活字を読むのに適しています
「Kobo」シリーズのラインナップ【Forma/Libra/Clara/Nia】
Koboシリーズは現在4機種【Forma/Libra/Clara/Nia】で展開しています。
各端末のスペック比較は以下の表のとおりです。
機種名 | Kobo Forma | Kobo Libra | Kobo Clara | Kobo nia |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | Carta E Ink タッチスクリーン | Carta E Ink タッチスクリーン | Carta E Ink タッチスクリーン | Carta E Ink タッチスクリーン |
ディスプレイサイズ | 8インチ | 7インチ | 6インチ | 6インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 212ppi |
容量 | 8GB / 32GB | 8GB | 8GB | 8GB |
バッテリー持続時間 | 数週間 | 数週間 | 数週間 | 数週間 |
ライト | フロントライト ナチュラルライト機能 | フロントライト ナチュラルライト機能 | フロントライト ナチュラルライト機能 | フロントライト |
重さ | 197g | 192g | 166g | 172g |
ページめくり | タッチ / スワイプ ボタン | タッチ / スワイプ ボタン | タッチ / スワイプ | タッチ / スワイプ |
防水機能 | あり | あり | なし | なし |
価格 | 34,980円 | 25,080円 | 15,180円 | 10,978円 |
画面は4機種すべてが紙の読み心地に近い「Carta E Ink」ディスプレイを採用しており、すべて画面のタッチ、スワイプに対応しています。
「Kobo Forma」「Kobo Libra」の上位機種はページめくりができる物理ボタンもついています。この物理ボタンは使ってみると案外便利でした。
関連記事 Kobo Libra H2Oを使った感想とレビュー|8つのメリットと5つのデメリットを徹底解説

選ぶときどこに注目すればいいの?

次の6つの項目を比較してみよう
- 価格
- 容量
- 防水機能
- ディスプレイサイズ
- 解像度
- ページめくりボタン
※バッテリー、重さ、ライトについては4機種であまり変わりはないのでそこまで重視しなくてもいいかなと思います。
「Kobo」シリーズ徹底比較|選ぶときのポイント
価格

機種名 | Kobo forma | Kobo Libra | Kobo Clara | Kobo Nia |
---|---|---|---|---|
価格 | 34,980円 | 25,080円 | 15,180円 | 10,978円 |
まず最初に注目すべきポイントは価格だと思います。価格は「Kobo Forma」と「Kobo Nia」で2万円以上違っているので、しっかりと予算と相談しましょう。
「Kobo」シリーズは一番安い「Kobo Nia」でも1万円ちょっととかなり高額ですが、楽天スーパーセール・楽天お買い物マラソンのときには機種の値引きや電子書籍割引クーポンがもらえるので普段よりもお得に買うことができます。
関連記事 安くなるのはいつ?楽天Kobo端末セールまとめ【Forma/Libra/Clara/Nia】
さらに、買いまわりのポイントアップ、楽天SPUの還元率を上げるなどの工夫をすればさらに安く買うことも可能です。
僕は「Kobo Libra」をいろいろ駆使して最終的に15,000円前後(ポイント還元含む)で購入しました。
- 楽天スーパーセールで2,200円引き(25,080円⇒22,880円)
- 事前に貯めていた楽天スーパーポイントで6,000円引き(6,000ポイント使用)
- さらに1,500ポイントくらい還元
ポイント還元は楽天SPU(6%)、買いまわり(2%)、0と5のつく日(1%)、楽天スポーツチームの勝利(1%)を利用しています
予算が15,000円くらいだったので当初は「Kobo Clara」を買う予定でしたが、値引きとポイントを駆使することで上位の機種の「Kobo Libra」を予算内で買えて満足です。

予算を決めたら、値引きやポイント還元を上手に使いましょう
容量

機種名 | Kobo Forma | Kobo Libra | Kobo Clara | Kobo Nia |
---|---|---|---|---|
容量 | 32GB | 8GB | 8GB | 8GB |
「Kobo」シリーズは最上位モデルの「Kobo Forma」は容量が32GBで残りの3機種は8GBdです。
先に注意点でも記載したとおり、KoboシリーズはあとからSDカードなどで容量が増やせません。特にコミックを中心に読む場合は容量には注意しましょう。
32GBと8GBで持ち歩ける電子書籍の目安です。
ジャンル | 8GB | 32GB |
---|---|---|
漫画・雑誌 | 100〜120冊 | 400〜480冊 |
小説、ビジネス書 | 2,000冊以上 | 8,000冊以上 |
ライトノベル | 500冊以上 | 2,000冊以上 |
※ライトノベルやビジネス書でもイラストや図解が多い作品は容量が大きくなります
関連記事 電子書籍の容量(ファイルサイズ)は?|漫画、ラノベ、小説、雑誌などのサイズまとめ
8GBだと漫画は100冊前後、どんなに多くても150冊程度しか持ち歩けません。
もちろん、読まない漫画は削除して読む漫画をダウンロードしておけばいいのですが、ちょっと手間ですよね。
手間なく漫画をたくさん持ち歩きたいなら32GBがオススメです。
小説やライトノベルなどの活字が中心なら8GBでも十分だと思います。

僕は活字を中心に持ち歩いているので8GBでも問題なく使えています
防水機能

機種名 | Kobo Forma | Kobo Libra | Kobo Clara | Kobo Nia |
---|---|---|---|---|
防水機能 | あり | あり | なし | なし |
僕が電子書籍専用リーダーを購入するときに重視したポイントの1つが「防水機能」です。
「kobo」シリーズで防水機能がついているのは「Kobo Forma」「Kobo Libra」の上位モデルだけ。「Kobo Clara」に防水機能がついていたら最高だったのですが、残念ながら防水機能はありません。
防水機能のある端末にするとお風呂で読書ができます。僕は「Kobo Libra」と「Kobo Clara」で悩みましたがお風呂でリラックスしながら読書をするのが好きなので防水機能のある「Kobo Libra」を選びました。
通勤時間や寝る前などの利用なら防水機能はわざわざ付けなくてもいいと思います。

お風呂で小説や漫画が読めるので防水機能つきにして大正解でした
解像度
機種名 | Kobo Forma | Kobo Libra | Kobo Clara | Kobo Nia |
---|---|---|---|---|
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 212ppi |
解像度とは画面の鮮明さです。解像度が低いと文字や線が滲んでしまいます。
「Kobo」シリーズは最安の「Kobo Nia」だけが解像度212ppiです。212ppiだと文字が滲んだりぼやけたりすることがあるらしいので、僕は300ppiの「Kobo Clara」以上の機種をおすすめします。

ストレスなく読書するためにも300ppi以上がおすすめ
ページめくりボタン
機種名 | Kobo Forma | Kobo Libra | Kobo Clara | Kobo Nia |
---|---|---|---|---|
ページめくりボタン | あり | あり | なし | なし |
「Kobo Forma」と「Kobo Libra」には「ページめくりボタン」がついています。ボタンの上に自然と親指を置くことができて、ポチッとボタンを押せばぺーじがめくれます。
対して、「Kobo Clara」「Kobo Nia」は「ページめくりボタン」がついていないのでページをめくるためには親指を横にスライドしたりKoboを持っていない手で画面をタッチしなければいけません。
ボタンを押すだけでページをめくることができるのは使ってみるとすごく便利でした。
予算がゆるすなら「ページめくりボタン」ありをおすすめします。

使ってわかるこの便利さ
「Kobo」シリーズはどれがいい?ランキングにしてみた
僕は「Kobo Forma」と「Kobo Clara」で悩みましたが防水機能が重要なポイントだったので最終的に「Kobo Forma」を購入しました。セールやポイント還元でそれなりにお得に買えましたが、やっぱり価格は高いですよね…なので2位にしました。
防水機能無しでいいなら一番おすすめは「Kobo Clara」です。価格と性能のバランスが一番優れています。試しに電子書籍専用端末を使ってみたいならオススメです。
楽天スーパーセールや楽天お買い物マラソンでお得に買えるチャンスを狙いましょう。
関連記事 安くなるのはいつ?楽天Kobo端末セールまとめ【Forma/Libra/Clara/Nia】
「Kobo」端末4モデルを徹底比較【Forma/Libra/Clara/Nia】|まとめ
「Kobo」端末4モデルの比較して選ぶときのポイントをまとめました。
一番のオススメは価格と性能のバランスが一番優れている「Kobo Clara」です。防水機能が不要ならコスパが一番優れていて、電子書籍専用端末リーダーデビューにもオススメです。
僕は防水機能があると便利だと思ったので「Kobo Forma」を購入しました。防水機能、ページめくりボタン、7インチのディスプレイとワンランク上の電子書籍読書を楽しむことができます。
価格が25,080円というところが一番のネックだと思いますので楽天スーパーセールやお買い物マラソン、ポイント還元などを利用して安く買いましょう。

Koboで電子書籍の読書を楽しみましょう!
それでは、よき電子書籍ライフを!