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2018年電子書籍市場は前年比26.1%増の2826億円|海賊版サイトの閉鎖で売上が回復

電子書籍ビジネス調査報告書2019 概要 アイキャッチ

株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所が毎年発表している電子書籍市場の動向調査報告書『電子書籍ビジネス調査報告書2019』が2019年7月31日に発売されます。

毎年、電子書籍市場がどのように変化しているのか、各電子書籍ストアがどのような取り組みを行っているのかなど電子書籍の”イマ”がわかる非常に重要な資料です。

そして、発売に先駆けて『電子書籍ビジネス調査報告書2019』の概要が発表されました。

驚きの事実と数字が発表になったので気になったところをまとめます。

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2018年電子書籍市場は前年比26.1%増の2826億円

電子書籍市場は2011年から毎年右肩上がりで売上を伸ばしてきました。
特にスマホの普及に伴い2014年ごろから伸び率が加速しています。

電子書籍市場の伸び率

■2018年度の電子書籍市場規模は前年比26.1%増の2826億円、電子雑誌市場規模は前年比6.0%減の296億円

2018年度の電子書籍市場規模は2826億円と推計され、2017年度の2241億円から585億円(26.1%)増加しています。社会問題化していた海賊版サイトが2018年4月に閉鎖されて以降、多くの電子書籍ストアが多額のマーケティング予算を前倒しで投入したこと、結果的には海賊版サイトが電子書籍の認知度向上につながったことも遠因となり、新規ユーザーの増加や平均利用金額の増加につながり、売上は劇的に拡大しました。一方、電子雑誌市場規模は296億円(対前年比6.0%減)と推計され、はじめてマイナスに転じました。電子書籍と電子雑誌を合わせた電子出版市場は3122億円になりました。2019年度以降の日本の電子出版市場は今後も拡大基調で、電子書籍市場は2023年度には2018年度の1.5倍の4330億円程度、電子雑誌も合わせた電子出版市場は4610億円程度になると予測されます。

2018年は社会問題にもなった「漫画村」をはじめとする海賊版サイトが次々と閉鎖して

引用:https://research.impress.co.jp/report/list/ebook/500711

2017年〜2018年に話題になった「漫画村」をはじめとする違法サイト(海賊版サイト)の排除が進み、それに合わせて各電子書籍ストアが予算を投入したことで2018年は大きく売上を伸ばしました。

今年3月に違法サイトの排除に起因して売上が回復しているという話を講談社で聞きましたが、前年比26.1%増はとてもすごいですね。

トレデン
トレデン

違法サイトの影響があまりにも大きかったことがわかりますね

逆に気になるのが「雑誌読み放題サービス」の売上の減少です。
これまで順調に伸びていた市場でしたが2018年に前年比6.0%減の296億円と初めてマイナスに転じました。

とても便利なサービスですが、雑誌自体に需要がなくなってきているということなのかもしれません。
女性誌を読むならインスタで好きな芸能人のファッションを見たほうがいいという若者が増えているという話を聞いたことがあります。
他にも昔なら雑誌でしか手に入らない情報はたくさんありましたが、ぶっちゃけ今ならネットで検索すれば出てきますからね。

雑誌は電子書籍も紙も岐路に立たされているのかもしれません。

トレデン
トレデン

雑誌はネットニュースやブログやWebメディアとの違いを強調できるかが重要なのではないでしょうか

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LINEマンガが大躍進|無料マンガプリ戦国時代へ

今回発表された『電子書籍ビジネス調査報告書2019』の概要を読んで「利用している電子書籍サービスやアプリ名」の項目で衝撃が走りました。

まずは、利用している電子書籍サービスのアンケート結果をどうぞ。

電子書籍市場の伸び率

有料、無料を問わずに電子書籍を利用していると回答した人に、利用している電子書籍サービスやアプリを聞いたところ、「Kindleストア」が24.2%で最も高く、2位は「LINEマンガ」が23.3%、3位は「楽天Kobo電子書籍ストア」が12.4%、4位は「少年ジャンプ+」が12.0%、5位は「comico」が10.6%で続いています。上位は、電子書籍ストアやマンガアプリが混在しており、定額制読み放題サービスや投稿サイトもランクインしています。

引用:https://research.impress.co.jp/report/list/ebook/500711

この衝撃的な結果。半分以上がマンガアプリ、そして「LINEマンガ」が2位に大躍進。

電子書籍ユーザーの中で、

電子書籍の利用=マンガアプリ

に変わりつつあります。

マンガアプリは群雄割拠の戦国時代に突入しました。
今後、アプリの認知拡大のために多額の広告予算が投入されるのではないかと思っています。

総合電子書籍ストアでランクインしているのは1位「Kindleストア」(24.2%)、2位「楽天Kobo電子書籍ストア」(12.4%)、10位「Google Playブックス」(8.4%)だけです。

8位「コミックシーモア」、11位以下に「めちゃコミック」「Renta!」「ebookjapan」がランクインしていますが漫画メインのストアなので総合電子書籍ストアというよりはマンガアプリと近い使い方をしているユーザーが多いでしょう。

相変わらず、電子書籍市場は漫画が大人気です。

それにしても、このマンガアプリの躍進はすごい。
これは「漫画村」などの違法サイトの閉鎖に伴い、無料で漫画を読めるサービスが求められているということを意味しているのではないでしょうか。

実際にマンガアプリを使えばたくさんの漫画を無料で読むことができますからね。
当サイトでも「違法じゃなく無料で漫画を読む4つの方法|合法で安全に読めるストア・アプリをご紹介」という記事でガッツリとマンガアプリを紹介しています。

この記事ではインプレスの調査でランクインしていないけど優秀なマンガアプリも多数掲載しています。

違法じゃなく無料で漫画を読む4つの方法|合法で安全に読めるストア・アプリをご紹介
漫画村騒動以降、代わりとして使える無料で漫画を読むことができるサービスを4つご紹介します。どれも違法性はなく、合法です。いま無料で漫画を読むためにはこの方法くらいしかないのではないかと思います。気になる方はぜひチェックしてみてください。

今後、電子書籍ストアはAmazonや楽天のようにそもそも超有名企業で顧客を囲っているところか、「コミックシーモア」「めちゃコミック」「Renta!」のようにテレビCM、ネット広告などストアの認知拡大に予算を大きく使えるところじゃないと生き残りが厳しいのかもしれません。


動画:コミックシーモアのCM

「BOOK☆WALKER」「BookLive!」「honto」「DMM.com」などの人気ストアがトップ20にランクインしていないことも衝撃的でした。

トレデン
トレデン

2019年以降、電子書籍市場がどう変化していくのかしっかり注視していきます

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コミックの売上は大幅増で占有率がさらに上昇

電子書籍市場の伸び率

2018年度の電子書籍市場規模のうち、コミックが前年度から542億円増加の2387億円(市場シェア84.5%)、文字もの等(文芸・実用書・写真集等)が同43億円増加の439億円(同14.5%)となっています。

引用:https://research.impress.co.jp/report/list/ebook/500711

電子書籍市場は漫画の存在感が毎年際立ってきますね。
文字もの作品も売れていないわけではありませんが、データがなかったり、電子化の許諾を取るのが大変だったりでなかなか電子化が進まないことが売上が伸びない一因かと思います。
>>>読みたい本が電子書籍化されない理由は作者と出版社が原因|今後、電子化される可能性は?

読みたい本が電子書籍化されない理由は作者と出版社が原因|今後、電子化される可能性は?
読みたい本が電子書籍化されていないことってありますよね?なぜ電子書籍化されないかというと、作者の意向であったり、出版社に問題があったりします。この記事では人気の本や絶版本が電子書籍化しない4つの理由のについてまとめています。

過去の名著や重たくなる分厚い本こそ電子化して欲しいですね。

電子書籍市場の売上はまだまだ漫画が牽引するでしょう。

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まとめ

インプレス総合研究所が発表した『電子書籍ビジネス調査報告書2019』の概要から電子書籍市場の”イマ”についてまとめました。

「漫画村」など海賊版サイトの閉鎖に伴い漫画を中心に売上が大きく伸びました。

また、無料マンガを求めて、マンガアプリの利用率が大幅に増加。今後も増えていくのではないかと思います。
マンガアプリは本当に便利なので好きな出版社のアプリだけでも使ってみてください。
>>>違法じゃなく無料で漫画を読む4つの方法|合法で安全に読めるストア・アプリをご紹介

違法じゃなく無料で漫画を読む4つの方法|合法で安全に読めるストア・アプリをご紹介
漫画村騒動以降、代わりとして使える無料で漫画を読むことができるサービスを4つご紹介します。どれも違法性はなく、合法です。いま無料で漫画を読むためにはこの方法くらいしかないのではないかと思います。気になる方はぜひチェックしてみてください。

電子書籍市場はまだまだ伸びシロのある市場です。
これからも電子書籍にしっかりと関わっていこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。